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誰にでもある感性という能力

誰にでもある感性という能力

 デザインをしていると感性という言葉をしばしば使う。そこで感性の意味を考えてみる。
 心理学用語として感性を解釈すると「刺激に反応して感覚を生じる能力」ということになる。哲学用語では「印象を受け入れる能力」だ。しかしこの定義では分かりづらい。私は感性とは「良いなと思う気持ち」と考えている。日常の生活で何かを見て良いなと思う経験を屡々する。例えがヨーロッパ車の格好いスタイリングを見て良いなと思ったり、友禅の素晴らしい色彩の着物を見て良いなと思ったりする。これが感性だ。何にでも良い、良いなと思った経験があれば、その人は感性があるのだ。感性の類似語にセンスと美意識がある。いずれも「良いなと思う気持ち」を持っていれば、センスがある、美意識があると
考えて良いと思う
 発明家の皆さんと話すと、センスがないことを嘆く人がかなりいる。だからデザインができないと短絡して考えている人がいる。この考え方は間違っている。この人たちはデザインを流行の最先端と考えている人達だ。デザインは日常の生活の中にあり、格好いい物ばかりがデザインではない。むしろ一般的に受け入れられるデザインは、普通のデザインなのだ。発明家がデザインを考えるとき、まず自分が良いなと思う気負いのないデザインを考えてみる。良いデザインにしようとか、可愛いデザインにしようとか余計なことを考えない。一途に自分が良いなと思うデザインを一生懸命考えて、普通のデザインを考えれば良い。この段階は誰にでも出来ることだし、他人に批判されることもない。感性「良いなと思う気持」があれば出来る。これが発明・アイデアをデザインする第一歩だ。
 感性は誰にでもある。発明家の皆さんは、それぞれ発明・アイデアの得意分野をもっているはずだ。その中の良いなと思う発明・アイデアを是非自分自身でデザインしてほしい。
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いろいろなデザインの分野

いろいろなデザインの分野

 デザインには様々な分野がある。大きく分けると平面的なデザインの分野と立体的なデザインの分野だ。ここでは表に従って説明してみる。

・ グラフィックデザイン
 グラフィックデザインは、平面デザインの総称のようなものだ。ポスター、パンフレット、チラシなどその範囲は非常に広い。
・エディトリアルデザイン
 エディトリアルデザインは、特に書籍のデザインを専門にデザインをする分野だ。本の表紙、本文のレイアウト、活字をどんな書体にするか、デザインの分野としては結構マニヤックなところがある。
・ CI
 コーポレートアイデンティティーデザイは、会社のマークや社名のロゴを中心に、名刺、封筒、便せん、看板など様々な会社に関係するデザインアイテムを統一あるデザインにしていくデザイン分野だ。
・ パッケージデザイン
 パッケージデザインは、食品、トイレタリー商品、化粧品、家電商品など商品の包装をデザインする分野だ。コンビニ、スーパーなど店員さんのいない売り場では、パッケージをサイレントセールスマンと言って重要視している。ラベル、箱など平面的なデザインの分野と容器など立体的なデザインの分野がある
・ WEBデザイン
 インターネットでホームページを見るといろいろなデザインのホームページを見ることができる。このホームページをデザインする分野がWEBデザインだ。企業のPR用のWEB
デザイン、インターネットショッピング、個人のホームページのWEBデザインなど様々だ。デザインの分野としては新しい分野だ。
・ キャラクターデザイン
 キティーちゃん、たれぱんだなどキャラクターをデザインする分野だ。キャラクターには著作権があり、ローヤリティー収入が見込め、それこそキティーちゃんのようなキャラクターをデザインすると莫大な収入を得ることが出来る。
・ インダストリアルデザイン
 インダストリアルデザインは、工業製品など立体的なデザインの分野だ。その範囲は広く、口紅から飛行機のような大きな物まで幅が広い。家庭用品、自動車、オーディオ機器、パソコン、以外に気がつかないところでは、工作機械、医療器械、エンジンなどインダストリアルデザイナーが手がけている分野は想像に絶するほど広い。発明家が一番関係のあるデザイン分野だ。
・ インテリアデザイン
 インテリアデザインは、建築の内部のデザイン分野だ。店舗、オフィス、マンション、公共施設など建築家と一線を画してその活躍の分野は近年広がっている。
・ クラフトデザイン
 クラフトデザインは、少量の生産で陶器、ガラス、金属、木材などの材料を用いて生活の道具やオーナメントをデザインして制作する分野だ。一品制作の工芸とは違う。

デザイナー役者論

デザイナー役者論

 デザイナーは、役者だ。貧乏な役者が、大富豪の役もやる。役を演じているときは大富豪になりきる。顔つきもしぐさも大富豪だ。貧乏だから大富豪の役は出来ないと言う役者などいない。
 自動車免許を持っていないデザイナーがカーデザインイをしても不思議ではない。よく免許も持っていないで自動車関係のデザインをするなんておかしいと言う人がいる。そこでデザイナー役者論の出番になる。デザイナーがカーレーサーを演じてみる。自動車の開発者にアドバイスをしている演技をする。その中でカーデザインをしてみる。これで免許を持っていないデザイナーでもカーデザインが出来るというわけだ。
 化粧品会社のデザイナーは、男性でも女性が使う化粧品のデザインをする。むしろ女性のデザイナーより女性のことをよく知っている。もちろん男性だから女性用の化粧品は使わない、でも女性用の化粧品のデザインは上手い。これは職業上の経験から積み重ねで女性の心理などを巧みに捉えているからだ。デザイナーは、その場その場で状況を把握して、役者になったつもりで事に対処つれば、どんなデザインでも出来る。家庭用品、調理器具なども、料理や家事が出来ないデザイナーがデザインしても大丈夫だ。すこし料理や家事のことを勉強したり教えてもらって、カリスマ主婦を演じて、デザインをすればよい。
 デザイナー役者論は、詭弁のように思う人がいると思う。しかし、デザイナーは、依頼があればどんな企画でも法と倫理観を犯さなければ依頼に応じるのがプロのデザイナーだと思う。不得意だからといて依頼を断るのはいかにも惜しい。そこで考えたのがデザイナー役者論なのだ。発明家の皆さんもこのデザイナー役者論をふまえて不得意分野でも発明・アイデアを考えて、それをデザインしてもらいたい。

美にはいろいろな美がある

美にはいろいろな美がある

「美とは快感なり」という言葉がある。物を見て何か快くなる、スーッとする、このような経験をしたことがないだろうか。美の定義には難しい内容のものが沢山あるが、私はこの「美とは快感である」が、誰にでも解る良い定義だと思っている。ちなみに広辞苑で調べてみると美とは「知覚・感覚・情感を刺激して内的快感をひきおこすもの」ということになっている。
 では、美にはどのようなものがあるのか考えてみる。形態美、色彩美、素材美、これは造形の三要素にそれぞれ特有の美があることをしめす。その他に機能美、工作美などが考えられる。
 形態美とは、形の美しさの美だ。形に魅力のある小型車がいっぱい発売されている。デザインが良いと感じている車は、スタイリング、すなわち形が、多くの人に受け入れられているのだ。デザインの善し悪しは先ず形が美しいことが条件になる。家庭用品でも形の美しさは必要だ。発明・アイデアと考え、商品化していく過程で、どのような形にするか、必ず考えなければならない。もちろんその形が美しく魅力的である必要がある。
 色彩美とは、色の美しさのことだ。新しい洋服を買いに行く。コートなのか、スーツなのか、先ず決めて、何色のものにするか漠然と考えるだろう。もちろん予算も念頭に置いて。自分がこの色が良いと思うとき、潜在的にその色が、自分が着て美しくなると思っているのだ。色には美しさがある。これが色彩美だ。着物の美しさは、色彩の美だ。友禅の着物の美しさを見ても、色彩の美しさが際だっている。世界に誇れる色彩美だ。例えば家庭用品の発明・アイデアで何色にするか、決めるは、結構難しく、迷うものだ。
 素材美とは、素材の美しさのことだ。ガラスのコップを考えてみる。ソーダガラスの普通のコップとクリスタルのコップを比較する。形は同じでも、きっとクリスタルのコップの方が良いなと感じるはずだ。これはクリスタルの輝きと透明感が普通のコップより美しいからだ。これが素材美だ。高級品になるほど素材の美しさが求められる。羊毛のセーターよりカシミヤのセーターのほうが高級に見えるのは、カシミヤの素材感からくるものだ。形態美、色彩美のように顕著な美ではないが、発明・アイデアをデザインする上で忘れてはいけない美だ。
 工作美は、物の作り方、工作が美しいとき、工作美があるという。職人の手仕事に感動することがある。機械ではできない温もりと味わいが職人仕事の特長だ。機械加工でも、工作美はある。百円ショップで売っている物とデパートで売っている物を比較するとよく分かる。明らかにデーパトで売っている物の方が美しい。作り方の丁寧さが、商品に反映させているからだ。工作美も発明・アイデアをデザインする上で重要だが、コストを考えると妥協しなくてはいけないこともある。
 機能美は、「用即美」という言葉もあるように、機能をとことん追求した物は、それだけで美しい。現代デザインの基本になる考え方だ。工作機械を見たとき、装飾性がなくても美しく思えることがある。これは、むだなデザインを省いて、その結果シンプルな形態になり美しくなるのだ。発明・アイデアをデザインするとき、なるべくシンプルは形状にしていくことが、魅力あるデザインに仕上げるこつだ。
 発明・アイデアを、デザインすることは、いろいろな美を総合的に考えることだ。やっかいな仕事だが、粘り強く続けるときっと良いデザインができあがると思う。

デザインは考えること、巧い絵が描けなくてもデザイナー

デザインは考えること、巧い絵が描けなくてもデザイナー

 デザインは考えることだ。カッコ良い絵を描くことがデザインではない。あくまで絵は、デザインを、第三者に伝えるための手段なのだ。デザインで大切なのは、条件・目的を頭に入れて、どの様なデザインにするか考えることなのだ。

 デザイナーが、デザインを依頼されてデザインする。その請求書の項目に、デザイン企画料、アイデアスケッチ制作料という項目を作る。デザイン企画料は、どの様なデザインにするか考えたことに対する報酬だ。アイデアスケッチ制作料は、考えたアイデアを、絵にしたことに対しての報酬だ。デザインの世界では、この様に考えたことに対しての報酬を請求することが、一般的に行われている。

 発明・アイデアを考えて、次にデザインまで考える、これで発明家の皆さんはデザインの一歩を踏み込んだことになる。

 発明・アイデアのデザインを、第三者に伝える方法はどうしたら良いだろうか。先ず考えられることは、下手な絵でも良いから思いきって描いてみることだ。私は、素人にデザインを教えている。その時、必ずへたでも良い、自分のための絵だから、誰にも下手だとは思われない。思い切って描いてくださいという。そうすると皆さん絵を描き始める。下手などだが、絵が描けないと言っていた人もかきあげる。それなりに描けるのだ。絵を描く恐怖心が、絵を描けなくしているだけなのだ。その恐怖心を取り除けば絵は描ける。自分のための絵だ、誰にも迷惑をかけていないと開き直れば絵は描ける。これが絵を描く第一歩だと思う。それから徐々に丁寧に描くようにして他人に見せられるようにすればよい。デザイナーのように達者な絵を描かなくてよい。自分の考えたデザインをそれなりに絵にすれば既にデザイナーだ。
プロフィール

marsdesert

Author:marsdesert
北村正彦
寺島デザイン研究所代表取締役
1945年東京生まれ
東京学芸大学卒業
インダストリアルデザイナー
デザインコンサルタント
オブジェ作家
kitamura@ad.il24.net
090-9156-1709

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