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ちょっと理屈っぽいデザインとは何か

ちょっと理屈ぽいデザインとは何か

 デザインとは何か、これはデザイナーにとって永遠の課題で、さまざまな考え方がある。私は、デザインとは、目的と条件を持った造形活動だと考えている。絵画とか彫刻は純粋に美を追究するが、デザインは生活に必要な物を作るという大前提の条件がある。そこが芸術とデザインの大きな違いだ。絵画とか彫刻を純粋美術、デザインを応用美術と言うこともある。デザインは、ただ美しいだけではデザインにならない。その物が何か生活の役に立つことが必要だ。目的と条件を、快適な生活環境と置き換えて、デザインとは、快適な生活環境環境を作る造形活動と考えてもよい。造形とは、形をこしらえることだ。造形は、色、形、素材の三つの要素がある。この三つの要素を総合的に考えて、形に作り上げていくことが造形活動だ。
 人間が作った物には、必ずその形になったわけがある。例えば、スプーンを考えてみる。スプーンは、食べ物をすくって口に運ぶ道具だ。だから絶対に、手で持つ部分と口に入れる部分がなくてはならない。しかし、食べ物の種類によっては、口に入れる部分の形が変わってくる場合もある。物には絶対に変えられない基本の部分と、使いやすく工夫できる部分がある。デザインするときは、どのように使うのか、どのような形にしたら使いやすいかを考えることが大切だ。
 発明家の皆さんが、発明・アイデアを考えるとき、何かの役に立つとか、便利になるとか、楽になるということを念頭に置いていると思う。これは、言い換えればデザインをしていることだ。しかし、発明家の皆さんは、デザインをしているとは考えないだろう。デザイナーは、発明家の皆さんの行為をデザインと考えているのだ。発明家の皆さんが考えた発明・アイデアは、デザインの原石なのだ。
発明家が、造形力を身につけ、自分の発明・アイデアをデザインするようになってもらいたい。
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プロフィール

marsdesert

Author:marsdesert
北村正彦
寺島デザイン研究所代表取締役
1945年東京生まれ
東京学芸大学卒業
インダストリアルデザイナー
デザインコンサルタント
オブジェ作家
kitamura@ad.il24.net
090-9156-1709

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